今年イタリアの夏がようやく訪れたころ、リグーリア海(Mar Tirreno)に沿ったVIAREGGIOのビーチ側に建つVERSILIAヴェルシリアというヴィラで、厳かにイタリアのスプマンテ(スパークリングワインまたはシャンパン-厳密にはフランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけをシャンパンと呼ぶ)の 最高峰FRANCIACORTAのFESTAフェスティバルが開催されました。 FRANCIACORTAの20社以上の生産者が参加し、各生産者のテーブルで試飲、説明を聞けるとても貴重で、ゴージャスな機会でした 中でもご紹介したいのは、『Berlucchi ベルルッキ』 Franciacorta フランチャコルタのエリアで作られるスプマンテは『FRANCIA CORTA』という独自のカテゴリーになっており、彼ら生産者の前でシャンパン、スプマンテなどと呼ぶ事はタブーだそうです。 皆さん、Franciacortaと呼びましょう。(^ ^)/ ここで、余談ですが、FRANCIACORTAという名前は“curtes franca 免税の土地’’に由来し、その昔中世の頃、イゼオ湖近くの丘にベネディクト会の 修道院集団があり、税金が免除されていた。 その後、交通網が発達し、商業が栄えると彼らは 農民に栽培方法 などを伝授し発展していった。 その後、交通網が発達し、商業が栄えると彼らは農民に栽培方法などを伝授し発展していった。
1961年創立。Guido Berlucchi氏とFranco Ziliani氏の努力により、イタリアで初めてシャンパン方式で作るスプマンテを確立したのです。
現在はFratelli Berlucchiという新世代の会社Aziendaも作り、それぞれ老舗として君臨しています。 なかでも2010年6月に『Franciacorta Sate’n Palazzo Lana 2004』は ‘Miglior vino spumante’というイタリア最高のスプマンテと評価され、受賞をしています。
続いて、『MonteRossa モンテロッサ』、『Ca’del Boscoカデルボスコ』は、イタリアの人々にも有名で人気のある生産者ですが、こちらの『Ferghettinaフェルゲッティーナ』 をご紹介したいと思います。今回紹介されていた3種類 BRUT (Senza Annata)、 BRUT(2005)、 SATEN(2006)共に Chardonnay シャルドネがほとんどでしたが、比較的優しい清涼感で、食前酒に口当たりの良い辛口感が人気の生産者でした。
野外では Franciacortaを思う存分頂く事ができ、チーズやサラミ、サーモンなどをお伴に、爽やかな風を受けながら、テラスでのんびり過ごせました
サラミはサンダニエレ・トスカーナ・パルマと3種類並んで、それぞれ特徴があって、とても美味しく頂きました
AIS (Assosciazione Italiana Sommerier) イタリアワイン協会の方々が紳士なサービスをされていらっしゃいました。また、この衣装、タストバンを付けた正式なソムリエの格好を見る事ができました。
トスカーナのAISソムリエのコンクールが実施されました。 午前中に選抜された3人が出場者で、 とても緊張した雰囲気と彼らの知識の豊富さに当然とはいえ、圧巻の想いで見学致しました。
優勝者はこちらの女性で、感極まって泣いて喜んでいらっしゃいました
今回指揮をとられたのは、LUCCA支部代表のLeonardo Taddei氏。とても和やかに楽しく進行されていて、素晴らしい会でありました。
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