マルケ州マチェラータにある小さな町 『SERRAPETRONA』 (セッラペトローナ)には珍しい赤ブドウのスプマンテDOCGがあります。 そのブドウ品種はVERNACCIA DI NERA(ヴェルナッチャ ディ ネーラ)。サルデーニャやサンジミニャーノにもヴェルナッチャはあるが、別品種である。ヴェルナッチャはラテン語でブドウの苗木だそうだ。この土地にしかないヴェルナッチャ ディ セッラペトローナを作り続ける家族Alberto Quacquarini のカンティーナを訪れた。
500mの標高に位置する畑の8月上旬は緑の小粒の実を既に付けている。
ALBERTO QUACQUARINIのVernaccia di Serrapetrona DOCGは以外にも日本未入荷である。
インポーターには面白い一本に違いない。ドライ(Secco)は食前酒からチーズやサラミに合わせ、パスタまで合わせられる。ドルチェ(Dolce)は、やはりスイーツに合わせて頂きたい。
1月まで待って収穫をするヴェルナッチャ・ネーラは3か月写真のようにカンティーナの一定温度内で吊るされます。
更に40%以上の干したブドウ(Uva passita)と10月に収穫して、ステンレス発酵させてあるワインとを合わせ、更に、瓶内二次発酵させて、スプマンテが作られる。
最低でも収穫から1年半は掛かるワインなのです。
時期としては丁度パスクワの時期に出来上がるので、
当時もっと素朴なシュガーパウダーがしっかりかかったドーナツのようなケーキで、この甘いお菓子と一緒に セラペトローナのスプマンテを頂いていたようです。
という話を熱く語って下さった MAUROさん。
日本のインポーターさん、是非輸入して下さい。
ご連絡はこちらまでどうぞ。 [email protected]
Kyoko Matsuyama
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