ブルネロ ディ モンタルチーノ の生産者 『MOCALI』 が来日!
トスカーナはモンタルチーノより、とっても素敵な Produttrice Alessandra Ciacciに直接お話を聞きながら、彼女のワイナリーで作ったワインを3種類 堪能致しました。
Alessandra のNonniの代からBrunello di montalcinoの組合団体の一員で、旦那様のCiacci 氏が引き継がれ、今回ご紹介した『Poggio Nardone』を新規に造られた。3年前から、更に南方、海に近いMaremmaにも土地を買い、''Morellinno di Scansano ''も生産しています。
・Morellino di Scansano 2006
・ROSSO di MONTALCINO 2008
・BRUNELLO di MONTALCINO 2004
合わせたお食事は ト スカーナのサラミやパンチェッタのCrostini di fegato(鶏レバーペースト)、
Penne alla sarsa di funghi porcini (ポルチーニ茸のパスタ)
今回の会は偶然が重なり開催に至りました。
私が今夏、訪れたワイナリーがMOCALI/Poggio Nardone, つまり Alessandra との出会いでした。
MOCALI のラインは伝統的な造りで、 PoggioNardoneはモダンスタイルを取り入れています。
このPoggioNardoneを日本に唯一輸入していらっしゃったのが、知人の『イネス』の渡辺さんという事で、繋がりを発見。
更に、11月2日にVINOTECQUE主催BRUNELLOの大試飲会参加の為、Alessandra の来日が決定。
では、当LCIでAlessandraのワインを皆様にご紹介しない訳にいかないと、いう運びでの開催となりました。よって、思いもひとしおでございました。
Alessandraより、熱い説明を頂戴しました。(写真左)
インポーターのイネスの渡辺さん。今後もAlessandraのワインを入れて頂きたいです。(写真右)
まずは1本目のMorellino di Scansano 2006の試飲です
トスカーナ州DOCGのひとつでもあり、サンジョヴェーゼ85%,マルヴァジアネラ10%,アリカンテ5%のブドウ品種から造られたこちらのワインは、レバーペーストのクロスティーニ、サラミ、パンチェッタなどのアンティパストに良く合います。 複雑味も感じさせつつ、飲み心地の良い、果実味溢れるテイストでした。
畑は3ヘクタール、ティレニア海から吹く風の影響を受ける豊かな土壌、マレンマ地方に位置します。
ラベルの絵はAlessandraがそれぞれデザインされたものです。例えばMollerino di Scansanoのラベルは空では月が満ちて行く時間の流れを表し、地上でブドウが熟していく経過後、ワインが収穫されるというとても素敵なラベルで、皆さん感嘆されていらっしゃいました。
2本目、Rosso di Montalcino 2008 はサンジョヴェーゼ・グロッソ100%、1年フランス樽、またはスラブ樽で寝かしたワイン。
お食事はセコンドのお魚、お肉料理まで併せて頂けますが、リラックス時にメディテーション ワインにもお勧めです。
3本目のBrunello di Montalcino 2004は天候は厳し買った割に出来上がりは非常に良かったとの事。 一般的なイメージの重い、複雑なBrunelloというより、洗練された仕上がりの綺麗なお味に1杯が2杯、3杯と進めてしまうNardoneのワインでした。
粘土質の混じったモンタルチーノの土地、ミネラルたっぷりの土壌で造られます。
皆さん、ワイン醸造やぶどうの品種についてなど、Aressandraさんへ熱心に質問され、また彼女も丁寧に伝えて下さって、良い会になったと思っております。3本目の試飲も終わり、お好みのワインを楽しんでいました
今回特別価格での販売もございましたので、インポーターも大繁盛だったと喜んで頂けたようです。
最後に私がイタリア現地で購入して持って帰ってきたMOCALIの畑限定ヴァージョンを皆さんで開けてしまいました。
年間6000本だけ生産される貴重なワインで、醸造する樽も専用のものを使用しています。4年で消耗するコストのかかる樽で、素朴な綺麗な仕上がりのブルネロですが、味わい深い心に残る一本でした。
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